土地の境界線、日照権、騒音、子供の泣き声、異臭、また、最近特にメディア等でも多く目にするようになったのが、廃棄物問題で起こるトラブルです。
このような近隣トラブルは、相手がお隣さん、ご近所さんだということが大きな問題になります。近い存在だからこそ訴訟という手段はできるだけ取りたくないものです。できる限り、当事者による和解、示談の方向に持っていきたいものです。
生活環境に支障が出ると思っていても、その原因を作っている当の本人はそれ程の問題と思っていない場合が多いため、まずは、その被害がどのようなものなのかということを知ってもらう必要があります。相手がご近所さんだからと我慢していても、相手が問題だと感じていないのであれば、確認してもらうことが先決となるでしょう。
隣近所の方だからこそ、和解や示談が難しいということも言えます。話し合いを行っても、誠意ある対応をしてくれないということもあります。そこで、示談書が非常に大切になります。
お互いに話をして、約束事を書面に残しておく必要があるのです。土地の境界線などの場合には、測量士等の専門家によって対処してもらう場合もあります。そういう場合、測量代などの費用がかかります。示談の為に行うことであれば、示談の内容に、かかる費用の折半等も記載しておく必要があります。
日照権のことに関しては、その程度がどのくらいなのかということが、示談となるのか、訴訟となるのかの、分かれ目になると思います。示談の解決の糸口となるものがあれば、お互いに譲歩しながら話し合い、その内容を示談書に記載しお互いに納得しあうことが必要です。
異臭や騒音という問題は、被害者のほうには精神的ストレスが非常に大きいもので、その異臭の原因を除去してもらうことや、騒音を出さない約束をしてもらうなど、示談書の内容も詳細に決定しておく必要があります。示談書に不備がでやすいのは、こういった部分で、近隣トラブルだからこそ、第三者として専門家が知識をもって対応することがお互いに問題のない解決への道となります。
近隣トラブルが後に響かないようにする為にも、不備のない示談書の作成が必要です。こういったたくさんのトラブルにも、なるべく穏便に示談書の作成という形で終了できるように、私達専門家がお力になります。


